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「スマホを充電してもすぐにバッテリーがなくなる」
「スマホを使うと本体が熱くなる」
スマホの充電の減りが早く、不具合が生じるのはスマホの寿命やバッテリーの劣化が原因かもしれません。
スマホ本体やバッテリーには寿命があるので、長年使えば正常に機能しなくなり、買い替えが必要になるケースもあります。
しかし、スマホの寿命やバッテリーの劣化の原因は使用年数だけではありません。
普段の使い方も劣化を招く原因のひとつです。
今回は、スマホの寿命が短くなる&バッテリーが劣化するNGな使い方と、スマホの寿命やバッテリーが長持ちする使い方を解説します。
今持っているスマホを長く使いたい方はぜひチェックしてみてください。
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スマホの寿命が短くなる&バッテリーが劣化する原因
スマホの寿命が短くなる原因や、バッテリーが劣化する原因は主に3つです。
- スマホ本体の寿命
- バッテリーの寿命
まずは根本的な原因からチェックして、不具合の背景を探っていきましょう。
①スマホ本体の寿命
頻繁にスマホの不具合が生じるときは、スマホ本体の寿命が近い可能性があります。
「〇年がスマホの寿命!」と明確には言えませんが、iPhoneを販売しているApple社は2016年にiPhoneの「想定使用年数」を3年と発表しました。
もちろん、こちらは2016年の発表なので、現在はモデルの進化により若干、想定使用年数が伸びている可能性があります。
そのためスマホの寿命は3~4年ほどと言えるでしょう。
3~4年以上、1つのスマホを継続して使っていて「スマホの調子がおかしい」と感じる場合は、スマホの替えどきなのかもしれません。
②バッテリーの寿命
「スマホのバッテリーの減りが早い」
「半日で充電残量0%になる」
そんなときは、バッテリーの寿命が原因でしょう。
「バッテリー」とは電池のことです。
一般的なスマホには「リチウムイオン電池」というバッテリーが搭載されています。
基本的にバッテリーは消耗品なので、使うたびに劣化していきます。
バッテリーの寿命は2~3年なので、この期間を超えている場合はバッテリーの交換が必要です。
スマホの寿命が短くなる&バッテリーが劣化するNGな使い方
スマホの寿命が短くなる、そしてバッテリーが劣化するNGな使い方を5つまとめてみました。
- 残量0%からの充電
- 充電しながらスマホを操作
- 充電のしすぎ
- 分厚いスマホカバーを使っている
- スマホを落とす
当てはまる項目がある場合は、NGな理由をチェックしてその使い方を避けましょう。
①残量0%からの充電
スマホのバッテリーの残量が0%の状態になってから充電するのはNGです。
バッテリー残量が0%の状態から100%の状態まで、一気に充電するとバッテリー本体である「リチウムイオン電池」に負担がかかってしまいます。
そのため残量が20~30%ほどになってから充電するのがおすすめです。
ただし、残量が少し減るたびに充電すると電池の性能が低下してしまうので、「こまめに充電」ではなく「残量がある程度減ったら、充電」を心がけましょう。
②充電しながらスマホを操作
充電しながらスマホを操作するのも、スマホのバッテリーの劣化を招く原因です。
スマホを充電しながら、ゲームアプリで遊んだり、動画を見たりする方も少なくありません。
しかし、充電しながらスマホを操作すると、端末や電池が発熱する可能性が高くなります。
その結果「熱暴走」を引き起こし、電池の劣化へとつながります。
③充電のしすぎ
「100%充電できたけど、不安だから充電したままにしよう」
「スマホに充電ケーブルを指したまま寝る」
という方もいますが、実はそれ、逆効果なんです!
バッテリー本体であるリチウムイオン電池は、充電100%の状態が長時間キープされると劣化しやすくなる傾向があります。
④分厚いスマホカバーを使っている
分厚いスマホカバーを使うのも避けましょう。
スマホは画面側ではなく「背面部分」から放熱しています。
分厚いスマホカバーで背面部分を覆ってしまうと熱がこもり、うまく放熱できなくなってしまいます。
リチウムイオン電池は熱に弱いので、できるだけ通気性の高いスマホカバーや、薄めのスマホカバーを使いましょう。
⑤スマホを落とす
スマホを落とす、どこかにぶつけるといった使い方もNGです。
落下や衝突によって、スマホに強い衝撃が加わると、リチウムイオン電池を保護する仕組みが壊れてしまいます。
その状態のまま充電すると、正常に充電できませんし、最悪の場合は発火する可能性も。
スマホを落としたときは、液晶画面に気を取られがちですが、バッテリーの状態もしっかりと確認しましょう。
スマホの寿命やバッテリーが長持ちする使い方
スマホの寿命やバッテリーが長持ちする使い方を5つ解説します。
- 100%充電できたらケーブルを抜く
- 高温の場所に置かない
- 充電中はできるだけスマホを触らない
- 自動ロックの時間を短くする
- 不要なアプリを削除&設定の見直し
それぞれをチェックして、実生活でも取り入れていきましょう。
①100%充電できたらケーブルを抜く
充電をしっぱなしによるバッテリーの劣化を防ぐために、100%充電できたらケーブルを抜きましょう。
また、そのスマホ端末に合った「正規の充電器」を使用するのもポイントです。
近年は100%充電されたら、それ以上の充電をストップする機能が付いたスマホや「過充電防止アプリ」もあるので、不安な方はそちらを試してみましょう。
②高温の場所に置かない
高温はリチウムイオン電池の天敵です。
日光が当たりやすい窓際や気温が高い部屋に放置するのは避けましょう。
また、過充電や熱暴走によってスマホが熱くなっても、冷蔵庫で冷やすのはNGです。
温度が急激に変化することによって、深刻な故障へとつながってしまいます。
高温や極端な低温を避けて、あくまで生活圏内の涼しい場所に置きましょう。
③充電中はできるだけスマホを触らない
端末や電池の発熱・負担を避けるために、充電中はできるだけスマホに触らないようにしましょう。
スマホの代わりにパソコンやタブレット、iPadなどを操作するのがおすすめです。
充電が100%になったら、スマホに触りましょう。
④自動ロックの時間を短くする
「すぐにバッテリーの残量がなくなる」という場合は、自動ロックの時間を短くするのがおすすめです。
スマホは標準仕様で「一定の時間、画面を開いたままにすると、自動で画面が消える仕組み」になっています。
この自動ロックの時間を短くすることで、電力を節約できます。
「低電力モード」という機能もあるので、そちらも試してみてください。
⑤不要なアプリを削除&設定の見直し
不要なアプリを削除したり、スマホの設定を見直したりするのも、スマホの寿命やバッテリーを長持ちさせるコツです。
使わないアプリをアンインストールしたり、見ていないブラウザのページを閉じたりすることで、バッテリーの消費を軽減できます。
プッシュ通知のオフや画面輝度の調整、Bluetooth・位置情報サービスのオフなど、スマホの設定を見直せば、バッテリーへの負担をさらに抑えられます。
まとめ
今回はスマホの寿命が短くなる、そしてバッテリーが劣化するNGな使い方を解説しました。
- 残量0%からの充電
- 充電しながらスマホを操作
- 充電のしすぎ
- 分厚いスマホカバーを使っている
- スマホを落とす
スマホの寿命やバッテリーが長持ちする使い方は次の通りです。
- 100%充電できたらケーブルを抜く
- 高温の場所に置かない
- 充電中はできるだけスマホを触らない
- 自動ロックの時間を短くする
- 不要なアプリを削除&設定の見直し
今回紹介した方法を参考に、スマホの寿命やバッテリーを長持ちさせてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
以上「やめて!スマホの寿命が短くなる&バッテリーが劣化する使い方とは?」でした。
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