最新記事 by スマホの教科書サイト運営者【田端】 (全て見る)
- 【100倍快適に!!】スマホの充電の減りが早い…原因はあの設定です! - 2024年10月3日
- あなたのスマホが乗っ取られていないかを確認する方法【Android/iPhone】 - 2024年10月2日
「バックアップしたいけど方法が分からない」
「バックアップが怖い!失敗したくない…」
スマホに写真や動画、音楽などのデータがたくさんあると、ストレージが圧迫されて「スマホの動作が遅い」「新しいデータを保存できない」などの不具合が生じてしまいます。
スマホの買い替え時にも、データを移行するためにバックアップが必要ですし、たとえ買い替えなくても大切なデータが消えないよう、事前に対策することは大切です。
そのため、スマホ内のデータは定期的にバックアップしておきましょう。
とはいえ、スマホの操作が苦手な方の中にはバックアップの方法が分からない方もいるでしょう。
そこで今回は、iPhoneとAndroid、それぞれの機種でバックアップをとる方法と注意点を解説します。
大切なデータを失わないよう、正しい方法と手順を踏まえて実践してくださいね。
iPhoneを機種変更する方にはこちらの記事もよく読まれています↓↓
初心者向け!iPhoneの機種変更前にやることをまとめて紹介!
スポンサー広告
スマホ(iPhone)のバックアップ方法と手順
まずは、iPhoneのバックアップ方法を3つご紹介します。
- iCloudでバックアップ
- SDカードでバックアップ
- パソコンでバックアップ
それぞれのメリットや手順について、詳しくチェックしていきましょう。
方法①iCloudでバックアップ
iPhoneのバックアップ方法として特にポピュラーなのが「iCloudによるバックアップ」です。
写真や音楽、ファイルや連絡先などのデータ、アプリ情報をクラウド上に保存できるAppleのサービスです。
別の端末(iPhone、iPad、Mac、Windows)で同じアカウントにログインすれば、保存したデータを共有できます。
自動保存できる機能もあるので、データを一つひとつ保存する手間もかかりません。
【iCloudのバックアップ方法】
- まずはWi-Fiを接続する
- ホーム画面で「設定」→「ユーザー名」をタップ
- 「iCloud」をタップ
- 「iCloudバックアップ」をタップ
- 「iCloudバックアップ」を オンにする
- 「今すぐバックアップを作成」をタップ
- 「最後に作成されたバックアップ」に時刻が表示されたらバックアップ完了
iCloudのサービスを利用する際「Apple ID」が必要なので、Apple IDを確認してから操作しましょう。
動画でiPhoneのバックアップをとる方法を確認したいという方は、こちらの動画もぜひご覧ください↓↓
方法②SDカードでバックアップ
近年はクラウドサービスやパソコンでのバックアップが主流ですが、SDカードでバックアップする方もいます。
SDカードとは、スマホやデジタルカメラ内のデータを保存するための小さなカードです。
AndroidにはSDカードが内蔵されていることが多いのですが、iPhoneではSDカードが内蔵されていません。
ただ、専用のカードリーダーやiPhone対応のSDカードがあれば保存できます。
紛失の危険性はありますが、「データを目に見える形で保管したい」という方にはおすすめです。
【SDカードでバックアップする方法】
- 「Apple Lightning – SDカードカメラリーダー」とSDカードを接続する
- iPhoneに「Apple Lightning – SDカードカメラリーダー」を接続
- iPhoneで「ファイル」アプリを起動
- 「ブラウザ」タブを選択
- 外部ストレージの名前が表示されたことを確認
- 「写真」のアプリを開く
- SDカードに保存したい写真を選択して共有ボタンをタップ
- 「ファイルに保存」を選択
- 外部ストレージ(SDカード)を選択して「保存」をタップ
iPhoneの場合は「APFS(暗号化なし)」「HFS Plus(暗号化なし)」「FAT」「exFAT」などのSDカードが利用できます。
容量をチェックした上で、お好みのものを選んでくださいね。
方法③パソコン(iTunes)でバックアップ
クラウドサービスのほか、パソコンでバックアップする方法もあります。
iPhoneのデータをパソコンにバックアップする場合は、写真や音楽などのデータを管理できるパソコン向けのソフトウェア「iTunes」を使います。
パソコンがあれば無料でバックアップできる点や、バックアップのスピードが比較的に早い点がメリットです。
【iTunesでのバックアップ方法】
- パソコンに最新のiTunesをインストールして起動
- iPhoneをパソコンにケーブルで接続する
- iTunesのメニューバーの下にあるiPhoneのアイコンをクリック
- iPhoneの画面で「今すぐバックアップ」をクリック
- 「最新のバックアップ」に現在の日時が表示されたら完了
よりセキュリティ性を高めたい場合は、暗号化することをおすすめします。
スマホ(Android)のバックアップ方法と手順
スマホ(Android)のバックアップ方法は主に3つあります。
- Google ドライブでバックアップ
- SDカードでバックアップ
- パソコンでバックアップ
それぞれの手順をみていきましょう。
方法①Googleドライブでバックアップ
AndroidはGoogle社が開発した端末なので、Googleドライブでバックアップする方法が主流です。
Googleドライブとは、Googleが提供しているオンラインストレージサービスです。
iCloudと同じく、写真や音楽、ファイルや連絡先などのデータ、アプリ情報をクラウド上に保存できます。
【Googleドライブでバックアップする方法】
- Googleアカウントにログイン
- Googleドライブを開いて保存したいデータをドラッグ
- 保存したいデータををGoogleドライブ上でドロップ
- Googleドライブ上に保存したいデータが表示されたら完了
無料版は15GBの上限が設けられているので、15GBを超えるデータを保存する場合はSDカードやほかのクラウドサービスを利用しましょう。
こちらの動画でAndroidスマホのデータをGoogleドライブを使ってバックアップをとる方法について紹介しています↓↓
方法②SDカードでバックアップ
AndroidはiPhoneとは違い、SDカードが搭載されている端末がほとんどです。
SDカードは「SD」「miniSD」「microSD」の3種類の大きさに分かれており、その中でも主流なのは一番サイズの小さい「microSD」です。
SDカードを購入するときは、容量だけでなくお手持ちのスマホに対応しているサイズかどうかもチェックしましょう。
【SDカードでバックアップする方法】
- 機能サポートアプリやバックアップアプリを開く
- SDカードの挿入を確認
- 「データを移行」または「バックアップ&復元」を選択
- バックアップ先にSDカードを選択する
- バックアップするデータを選択してバックアップを開始
Androidなら「JSバックアップ」というバックアップアプリがおすすめです。
方法③パソコンでバックアップ
AndroidはWindowsのパソコンにUSBでつなげて、エクスプローラー経由で簡単にバックアップできます。
Macのパソコンを使う場合は、「Android File Transfer」をパソコン側にインストールすればOKです。
【パソコンでバックアップする方法】
- AndroidとパソコンをUSBケーブルでつなぐ
- Android上に表示された設定画面にて「ファイル転送」「写真を転送」を選択
- パソコンのエクスプローラー上でスマホ内のファイルが表示される
- ドラッグアンドドロップで保存
機種やパソコンのバージョンによって手順は多少異なりますが、基本的には上記の手順でバックアップできます。
スマホをバックアップするときの注意点
スマホをバックアップする前に知っておくべきことを2つピックアップしてみました。
- データ量が多い場合はバックアップ先の容量も多めに用意
- iCloudのバックアップには5GBまでしか無料で使えない
バックアップ後に後悔しないよう、あらかじめ確認した上で操作へ移りましょう。
注意点①データ量が多い場合はバックアップ先の容量も多めに用意
クラウドサービスやSDカードを使ったからといって、無限にデータを保存できるわけではありません。
保存先の容量には上限があります。
保存したいデータ量が多い場合は、あらかじめ上限をや容量を確認して、大容量のバックアップ先を選びましょう。
注意点②iCloudのバックアップには5GBまでしか無料で使えない
iCloudの場合、バックアップには5GBまでしか無料で使えません。
5GB以上のストレージを確保したい場合は、50GB・200GB・2TBを追加できる有料プランに変更しましょう。
【有料プラン】
- 50GB:130円
- 200GB:400円
- 2TB:1300円
有料プランでは容量を家族で分け合えるので、一人が加入すれば低コストでストレージを確保できます。
まとめ
今回はiPhoneとAndroid、それぞれの機種でバックアップをとる方法と注意点を解説しました。
【バックアップ方法まとめ】
- クラウドサービスでバックアップ
- SDカードでバックアップ
- パソコンでバックアップ
【スマホをバックアップするときの注意点】
- データ量が多い場合はバックアップ先の容量も多めに用意
- iCloudのバックアップには5GBまでしか無料で使えない
今回紹介した方法を参考に、スマホのデータを適切にバックアップしてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
以上「データが消えても安心!スマホデータのバックアップをとる方法と注意点」でした。
スポンサー広告