LINE乗っ取りを防ぐ!セキュリティが高くなる5つの対策方法
The following two tabs change content below.
スマホや様々なアプリに関する使い方・便利機能をYouTubeやサイトで発信中! YouTube動画の総再生数は1,500万回以上。 「スマホで生活を豊かにする」をミッションに情報を発信中! 運営者の詳細はこちら YouTubeチャンネルはこちら

「LINEが乗っ取られるとどうなるの?」

「LINEが乗っ取られないための対策が知りたい!」

近年、LINEの乗っ取り被害が相次いでいます。

「自分には関係ない」と思い、そのまま何も対策しないままでいると、いつ被害に遭うか分かりません。

友人や家族にも被害が及ぶ可能性もあるので、未然に対策を練るのは何よりも大切です。

そこで今回は、LINEの乗っ取りの手口や原因、対策方法について詳しく解説します!

安心してLINEが利用できるように、LINEのセキュリティを強化していきましょう。

この記事はこんな方におすすめです!
  • LINEを使っている人
  • LINEの乗っ取り被害について知りたい人
  • LINEの乗っ取りの対策方法を知りたい人

スポンサー広告



LINEの乗っ取りとは?乗っ取られたらどうなる?

LINEの乗っ取りとは、名前の通り「LINEのアカウントを第三者によって乗っ取られること」です。

【LINEを乗っ取られるとどうなるのか】

  • 自分になりすましてLINE上で知り合いに攻撃
  • 自分になりすまして金銭をだまし取る
  • 自分のLINEの権限を奪われて金銭的な被害につながることも
  • アカウントを削除されて友だちリストを失う

つまり、LINEを乗っ取られると本人だけでなく、LINEでつながっている家族や友人、仕事仲間にも被害が及ぶ可能性があるのです。

2020年2月に、LINE公式が不正ログインやLINEアカウント乗っ取りの被害が4000件以上も報告されたことを発表しました。

これにより、LINE公式はすべてのユーザーにアカウントの確認と対策の実施を呼びかけています。

「自分は大丈夫」と楽観的に考えず、できる対策から始めてみましょう。

※参考:LINEアカウントへの不正アクセスに対する注意喚起

LINEの乗っ取りの手口

LINEの乗っ取りの手口は主に3つあります。

  • LINE公式を装ったメール
  • なりすましアカウントによるLINEメッセージ
  • パスワードリスト型攻撃

乗っ取り犯に惑わされないよう、それぞれの手口の特徴をチェックしていきましょう。

手口①LINE公式を装ったメール

「LINE公式を装ったメール」によるLINEの乗っ取りの被害が報告されています。

※LINEのメッセージではなく、メールによる被害です

【LINEにご登録のアカウントの確認】

お客様のLINEアカウントに異常ログインされたことがありました。

お客様のアカウントの安全のために、ウェブページで検証してお願いいします。

という文言の下にURLが張り付けられている場合は「フィッシング詐欺(個人情報やクレジット情報を盗み取る)」なので、絶対にURLをクリックしないでください。

LINE公式がアカウント確認のメールを個人に送ることはありません。

中には本物のLINEに雰囲気やデザインを寄せてメールを送ってくることもありますが、一度立ち止まってまずは疑いましょう。

手口②なりすましアカウントによるLINEメッセージ

乗っ取り犯があなたの友だちになりすましてメッセージを送るケースもあります。

【なりすましアカウントの特徴】

  • 不自然な日本語
  • メッセージ上の口調や接し方が実際の友だちと異なる
  • プリペイドカードの購入を要求してくる
  • 個人情報を聞いてくる

なりすましには「友だちのアカウントを偽装した手口」「友だちのアカウントを乗っ取ってなりすます手口」の2つの方法がありますが、どちらも大変危険です。

友だちからのメッセージに違和感を抱いた場合は、なりすましを疑いましょう。

手口③パスワードリスト型攻撃

「パスワードリスト型攻撃」とは、ほかのサービスのユーザー名とパスワードが流出した際、同じユーザー名とパスワードを別のサービスのログイン画面にて入力して、乗っ取る行為です。

ユーザー名とパスワードを複数のアプリやサービスで使い回している場合、被害が複数に及ぶ可能性があります。

LINEの乗っ取りに遭う3つの原因

LINEの乗っ取りに遭う原因は、主に3つ挙げられます。

  • 予測しやすい簡単なパスワードに設定している
  • パスワードの使いまわし
  • スマホを誰でもふれられる場所に放置

予測しやすい簡単なパスワードに設定している場合、IDやパスワードをランダムで文字入力する「総当たり攻撃」や、「tokyo」をはじめとする固有名詞や「1234」といった簡単な数字の羅列を入力する「辞書攻撃」などの的になってしまいます。

パスワードの使いまわしはパスワードリスト型攻撃の被害に遭う確率を高めてしまうので、おすすめしません。

また、スマホを誰でもふれられる場所に放置したり、画面が人に見られるような機会が多かったりすると、誰かにデータを盗まれる可能性があります。

LINEの乗っ取りに遭っているか確認する方法2つ

LINEの乗っ取りに遭っているか確認する方法は主に2つあります。

  • ログイン通知を確認する
  • 自分でログインできない

それぞれの確認方法を実践して、LINEが乗っ取られていないかチェックしましょう。

確認方法①ログイン通知を確認する

通常、自分のアカウントに別端末でログインすると、「LINE」公式アカウントから

○○からLINEにログインしました

IPアドレス:○○

国・地域:○○

上記のような通知が届きます。

別端末でログインした覚えがない場合は、すぐにログアウトしてパスワードを変更しましょう。

また、LINEにて「設定→アカウント→ログイン中の端末」の順番に進むと、ログインしている端末の情報が確認できます。

心当たりのない端末がログインしている場合は、「ログアウト」のボタンを押しましょう。

確認方法②自分でログインできない

いつもLINEを使っている端末(主にスマホ)で、LINEにログインできない場合はすでにLINEが乗っ取られている可能性が高いでしょう。

これは、乗っ取り犯が勝手にパスワードを変更した場合に起こることです。

自分でログインできない場合はすぐに「問題報告フォーム」へ通報しましょう。

LINEの乗っ取りを防ぐ方法5選

LINEの乗っ取りを防ぐ方法を5つピックアップしてみました。

  • パスワードを複雑にして決して使いまわさない
  • 怪しいメールやメッセージには返信しない
  • LINE公式を装ったアカウントからURLが届いたら正規のLINEアプリにアクセス
  • 2段階認証に設定する
  • パスコードロックをかける

それぞれの対策を実施して、乗っ取りを未然に防ぎましょう。

こちらの動画でも紹介していますので、動画で方法を知りたいという方はこちらもご覧ください↓↓

乗っ取り対策①パスワードを複雑にして決して使いまわさない

LINEの乗っ取りを防ぐには、まずパスワードの見直しが必要です。

総当たり攻撃・辞書攻撃の被害に遭わないよう、複雑なパスワードに設定しましょう。

また、スワードリスト型攻撃による複数のアプリ・サービスの乗っ取りを予防するためにも、パスワードの使いまわしは避けましょう。

乗っ取り対策②怪しいメールやメッセージには返信しない

怪しいメールや、不審なURLが張り付けられたメッセージには返信しないようにしましょう。

そういったメールやメッセージでは、認証コードやパスワード、クレジット情報の入力を要求することがあります。

しかし、LINE公式や企業がいきなり個人情報を聞き出すことはありませんので、絶対に返信しないでください。

※URLをクリックしても、ログイン情報を入力しなければ危険性はないので、落ち着いてページを閉じましょう。

乗っ取り対策③LINE公式を装ったアカウントからURLが届いたら正規のLINEアプリにアクセス

LINEアプリにまつわる情報は、基本的にLINE公式アカウントにて公開しています。

LINE公式を装ったアカウントからURLが届いたら正規のLINEアプリにアクセスしましょう。

LINE公式からアナウンスのない内容が送られてきた場合は、乗っ取りを疑いましょう。

乗っ取り対策④2段階認証に設定する

LINEは2段階認証に設定できます。

2段階認証とは、これまでLINEにログインしたことがない端末でログインする際にスマホに確認コードが送られ、そのコードを入力しないとLINEにログインできない仕組みのことです。

乗っ取り犯はスマホ自体を乗っ取っているわけではないので、確認コードまでは把握できません。

そのため、2段階認証は乗っ取りを未然に防ぐには有効な手段といえるでしょう。

乗っ取り対策⑤パスコードロックをかける

スマホの紛失によるアカウントの乗っ取りを防ぐには、パスコードロックをかけるのが有効です。

パスコードを設定すれば、LINEを起動するたびにパスコードの入力が必要になります。

そのため、第三者によってLINEを使われるリスクが軽減できるのです。

【LINEのパスコードの設定方法】

  • LINEの「設定」から「プライバシー管理」を選択
  • 「パスコードロック」のスライドを右へタップ
  • パスコード(数字4桁)を設定して完了

パスコードの設定のほか、「他端末でのログインを不許可にする」という対策方法もあります。

「ホーム→設定→アカウント→ログイン許可」の順番で設定できるので、セキュリティを徹底したい場合は実践してみてください。

こちらの動画でもLINEアプリにパスコードを設定する方法を紹介しているのでよかったらチェックしてみてください↓↓

まとめ

今回はLINEの乗っ取りの手口や原因、乗っ取りを防ぐ方法を解説しました。

【LINEの乗っ取りの対策】

  • パスワードを複雑にして決して使いまわさない
  • 怪しいメールやメッセージには返信しない
  • LINE公式を装ったアカウントからURLが届いたら正規のLINEアプリにアクセス
  • 2段階認証に設定する
  • パスコードロックをかける

大切なデータが奪われないようにするためには「不審なメッセージには返答しない」「LINEのセキュリティを強化する」といった対策が必要です。

今回解説したように、LINEのパスワードの見直しや2段階認証の設定などを実践して、乗っ取りを防ぎましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

以上「LINE乗っ取りを防ぐ!セキュリティが高くなる5つの対策方法」でした。

スポンサー広告